OB・OGインタビュー

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高専卒編1

働き方がリモートワーク中心に変化。
急な業務調整にも対応してもらい安心して働ける。


 2020年4月に緊急事態宣言が発令されたあと、2人の子供たちが通う保育園の休園が決まりました。急きょ、リモートワークをすることになったのですが、小さい子を見ながら家で仕事をするのはやっぱり大変でした。『ママはお家にいるのに、どうして遊んでくれないの?』という感じで、PCに向かっていると脇から手を引っ張られて『ママ!(こっち来て)』って…。最初の1週間は、なんとか隙を縫ってやってみたけれど続けるのは難しいと感じました。

  そんなとき、上司から『保育園が再開するまでお休みしてもいいし、業務時間を減らしてもいいよ。どうする?』とチャットが。自分の状況を踏まえて、最適な働き方を自分で選択することができるのは本当に有難かったです。細切れでも、お昼寝の時間などを合わせて2時間なら働けるかもしれないと思い相談してみると、『じゃあ、来週から2時間勤務でいいよ!』とすぐに承諾してもらえて。プロジェクト全体の調整力にあらためて驚きました。わたしがやるはずだった分の作業を他のメンバが担ってくれたのだと思いますが、あっさりOKしてもらえたのは、日頃プロジェクトリーダがやっている要員管理や業務調整のおかげだと思います。

  保育園が再開してからは、以前と同じ6時間勤務(時短勤務)に戻りましたが、リモートワークを継続しています。片道1時間かけていた通勤時間を子供たちと過ごす時間に充てることができるので、リモートワークは小さい子を育てるお母さんには最適な働き方なのではないかと思います。子供たちの様子も心なしか落ち着ているような気がして、それを見てわたしも安心できるので、母子ともに最適な状態だと感じています。

黙々と作業をこなすのが得意。作業内容が自分に合っている。


 国立松江工業高等専門学校を卒業後、「日本の中心で働いてみたい」と思い上京しました。入社5年目までは都心のお客様先に常駐したり都会の風景を満喫しました(笑)。現在はリモートワークで、お客様システム間のデータを連携する開発業務に携わっています。性格的に黙々と作業をこなすことが得意なのでこの仕事は合っているなぁ、と思います。

 いつか、自分が携わったアプリを子供たちに見せて「これ、お母さんが作ったんだよ!」って言うのが夢なんです。

高専卒編2

入社当初から自動車部品の生産管理システムを担当。
管理職になってもお客様とのお付き合いを大切にしたい。


 国立松江工業高等専門学校を卒業後、1つ上の先輩がいたご縁で入社。入社2年目から自動車部品メーカ様の生産管理システムの開発・構築に携わってきました。お客様にご要望頂くなかで自動車部品を製造するために必要な部品の『在庫管理システム』や納入した部品の『検品システム』、CADの『図面管理システム』など…10種類程度のシステムを担当してきました。当初からお世話になっている担当のお客様も主任から事業部長になられ、私自身も立場が変わりましたので本当に長いお付き合いとなりました。入社当初から育てて頂いた方で、わたしにとっては『財産』とも言うべきご縁だと感じています。
 
 2014年から段階的に進行している生産管理システムの再構築プロジェクトが終盤に差し掛かっているときでもありますので、引き続きプロジェクトを通じてお客様とのお付き合いを大切にしていきたいと思っています。

部長の仕事は始まったばかり。
変化の早い業界だからこそ、メンバには自己研鑽にも時間を使ってもらいたい。


 コロナ禍(2020年4月)での部長就任となったこともあり、まだ部長としての仕事は『始まったばかり』という感じですが、35名体制(4グループ )のほか、ビジネスパートナー様7名と協働で作業を行っています。緊急事態宣言以降、メンバの働き方が一律ではなくなりましたが、パフォーマンスを見て個人に合った働き方ができていれば良いと思っています。実際、リモートワークでパフォーマンスが上がったメンバもいます。

 部長として今後取り組みたい事として、メンバに自己研鑽の時間を設け、新しい技術を学習する時間に使ってもらいたいと考えています。働きながら学習するための時間を確保するのが難しい環境のメンバもいます。その一方で、技術変革が非常に速い業界でもあるため、目の前の仕事だけにとらわれず、ちょっと先の未来を見据えて新しい情報や技術を習得する気持ちになってもらえたらうれしいですね。